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イラコンに参加して

なんだかんだと、いつも最後にきて大騒ぎしているLANGEです。

投票がてら、ふと過去のコンテストを見て思い出日に立っていたのですが、それにしても俺! 少しは自重しろ!!

...過去11回のうち、8回参加しました。
そのうち、3回もラストエントリーだったという...。
おせーよ!
もっと早く出せって!

そうは思って、イメージデッサンなどは、かなり早い時期から始めるんですね。しかし、いざ本番という段階になると、何かしらアクシデントが発生するのがパターンに。
それは、自分の力だけではどうにもならない事態であったり、手の故障だったり、最優先処理事項である新弾カードリストの製作であったり...。
普段、イラコン以外で余り作画をしなくなってしまったのも、原因の一つかも知れない。
手書きのデッサンは結構してるんですが、PCでの作画はかなり思い切らないとやらない。故に、いざ作画を開始しても調子が出ないという、まさに悪循環。
創作というのは、やる気も大事で、描きたい時と描く気にもならない時がある訳で。その気にならない時に作画をしようにも、思うように描けない。スランプっていう奴か。
今回は、結構早めの時期に取り掛かる気になったのですが、いざ作画作業に入ろうとしても、長いブランクのせいで一向に作業が進まないという。
第7回以来、ソフトでの本気作画してないわ。

最後の3日間で猛烈な描き込みをするわけですが、追い詰められた人間の最後の底力なのかどうかは神のみぞ知るって感じですかね?

★タイトルについて
「無題」...。訳わかめに昆布w
元々、率直なタイトルをつけないことが多い俺ですが、それは元々捻くれた性格で、素直じゃないんです。
分かりやすい近道より、分かりにくい遠回りの道を行くみたいな。
第2回の時は、青1色で塗りたくった絵に「炎は赤く燃えると云う」と、何が言いたいんだかさっぱり分からないタイトルをつけてみたり。
敢えて、絵の内容と反対のタイトルをつけることは往々にしてある訳ですが(モネの代表作「印象~日の出」は、日の入りを描いている作品なのに、敢えて「日の出」と名付たという)そういう先例を意識したわけではありませんが、炎=赤っぽいというイメージを打破したいというか、当たり前に近いことに逆らいたいときがあるんですね。

第3回の「久遠の果てに」は、久遠とは、「果てしない」「永遠」を意味しているわけですが、果てがないのに「果て」って、矛盾しているというか、有り得ない言葉なんですね。
パルキアを描いていますが、流れる時の移ろいのようなものを表現できないかと。
時の育む美しさ、そして無常さ。...見えない物を描きたいという気持ちは大きいです。
しかも、遠まわしに...。

第4回の「出会うべき者達」は、映画「ディアルガVSパルキアVSダークライ」への反抗です。
珍しく率直なテーマのつもりです。

第5回の「黎明」。これも、「描きたい」という気持ちが大きい時期だったのか、率直なタイトルですね。

第6回は「空虚」。時間があればもう少し描き込めたのになぁ^^;
でも、本当に「描く気にならない」時期で、タイトルは絵ではなく、俺自身の現状だったったんです、はい。
これは、実はタイトルが先にあったんです。
空→パルキア 虚→失われる
作品自体、分かり辛すぎですみません。
ネタばれですが、司る者が失われることで世界が崩壊するイメージを表現...したかったんですが、時間と気力と画力が足りませんでした。
ある意味未完成。

第7回は「果てしなき世界」。
これも時間がなくて、描き切れなかった作品。
背景は未完成ですが、かつて栄えた文明が失われつつある様を描きたかったのですが、画力不足と時間が足りなくまさに崩壊してしまったという...。
時が移ろい、盛者必衰。形あるものは滅びていくが、変わらないものもある。そんな様を傍観する感じですかね?

8回以降は参加できませんでした。

後半が酷くね?
出さない方がよかったんじゃないかと後悔もしましたが、それで何としても最終回は参加したいと。
その割に、毎度の通り締切との戦いに。
今回も、描きたいことを100%描けたかというと、全く...と言った方が正解だ。
ただ、表現方法としては俺的結構素直になっています。
率直に描いたというか。
エフェクトなどで誤魔化したくない。
見た目、かなり地味です。

テーマ曲が、プログレっぽくかなり展開のある局だったので、その全体を表現するのはかなり難しいと思ったので、やはり一部を切り出すのは仕方ないかと。
既に提出されている作品的にも、かなり幅がある感じなので、曲のどの部分からイメージを広げたのかを想像するのも面白いという感じでした。
俺は長い曲のどの部分からインスピレーションを受けたとか、そういうのはちょっと公言しませんが、過去の作品の流れを組みつつ、同時に一つの最終回にしたいと。
・感情を表現しない
・見た人の感情を動かさない
・動きを感じさせない、静止感を出す

月の光の割に、全体のコントラストが甘いんです。
覆い焼きツールか何かで光を強調したり彩度を上げげてみたり、その方がドラマチックだし見た目にも印象的に表現できるのだが、小手先の誤魔化しにすぎない訳で。
第一印象で判断してもらいたくないが、何時間見つめても答えは見つかるものでもない。
100%描きたいことを描き切れてないと言ったが、表現の方向性としては完成できていると思っている。

絵を描くことは好きだ。
単に絵を描くだけではなく、世界観自体の構築という点から、創作するということに重点を置いてきたこのイラコンだが、それも今回で最終回。
ワザと難しく考えて重荷にしている自業自得は置いておいて、俺にとってはこのイラコンを通して色々考え、ない知恵を絞って表現と創造というものを追及できたことは大きい。
もう二度と御免だといいつつも、またこのような機会があったら....。
いや、今はまだ考えたくないです。はい。

振り返ってみましたが、重さの都合で作品は掲載しませんでした。
第7回分以外はhttp://hakuu.client.jp/よりギャラリーを参照下さい。

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