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新・ドラゴン騙りのシャーマン(だから違ryLANGEの完全気まぐれブログです。内容も気まぐれ。更新も気まぐれ。PAGE | 272 271 270 269 268 267 266 265 264 263 262 | ADMIN | WRITE 2008.04.10 Thu 17:18:22 その日の出来事その時、自分はポケモンセンタートーキョーにいた。
誕生日のプレゼントポケモンをもらうことと、仲間・R氏とT氏(敢えてHNは伏せさせていただきます)とのオフ会の為だ。 オフ会の目的はまあ、こんな感じだ。 ・ダイパを1年以上放置して、初心者に逆戻りの自分のお誕生日バトルをニラニラと観戦する →やはりブランクは大きく、見事に負けました。(使ったポケモンはディアパルとビブラーバ。ラスト、ディアルガが2連続ワザ失敗は痛かった) ・バトリオのデッキのテスト →春道で開催される、スペシャルトーナメント向けの、ノーマル限定デッキを試してみようと、まあ、ポケカでも良くある調整会って奴です。独自取得した各種データを元に、幾つかデッキを脳内構築しておいた物を試してみる。思ったより、いい感じで、良く使われるであろうデッキと戦う事で、弱点も見えてくる訳で、有意義な調整でした。 他にも、春道で公式戦デビューを予定しているT氏のデッキ構築を手伝うなど、目前に迫った大会に向け、準備は着々と進んでいた。 帰宅したら、当日の会場で配布するオリカの製作も進め、万全の体制で大会に臨むつもりだった。 だが...。 その情報は、T氏からもたらされた。 ポケモンセンター関係者であるTは、顔見知りの店員よりその情報を入手してきたようだ。 ちなみに、まだポケセンのスタッフ全体にも周知されていないほど、緊急且つ想定外のものだった。 T「春道中止だって!」 な、何だってっ!? 当然、すぐにはその言葉を信じることは出来なかった。 時期外れのエイプリルフールか? それにしても、たちの悪すぎる冗談だ。 しかし、公式からのメールニュースから、冗談ではない、現実である事が分かってきた。 しかし、それでもまだ理解できない......否、理解したくないという気持ちが弊害となっているのは間違いないだろう。 それくらいに動揺していた。 兎に角、情報が少ないので、冷静に手分けをして、その場で収集し得る媒体を駆使しつつ、情報の収集を図る。 公式サイトの他、Yahoo!のTOPページのトピックスでも扱われる程、事態は思わぬ拡大を見せていた。 中止の原因は、公式サイドの事情ではなく、何者かがイベントの中止を求める脅迫文を、イベントを主催する株式会社ポケモンに送りつけたことにより、来場者への安全の配慮からイベントを中止し、警察への被害届けも提出したというながらになったようだ。 「ふざけるな」 「冗談じゃないよ」 怒り、そして喪失感。 お互いに、大会当日の為の調整・準備に時間を費やしてきた。 バトリオやカードに注いだ資金も洒落にならない。 その日、集まったのも、大会の為の調整であり、自分達の気持ちはどうにも抑えられるものではなかった。 すでに終了している、大阪大会の参加者からもたらされた情報などから、大会の運営に重大な不備があるのは分かっていた。 ジャッジメントの問題は、ここでは具体的に取り上げないが、参加者の不満や怒りを買う要素が大きい。 また、最も重要なのは、参加者に対するキャパシティの不足だ。 公式予選は、人数は多くても、ハーフデッキである為に、比較的スムーズに列が進むジュニアリーグ、本戦参加枠や席数の割りに、参加者が少なく、こちらもスムーズなシニアリーグ。対して、今回より新たに高校生枠が加わって、インフレ状態のマスターリーグは、洒落にならない待ち時間。 しかも、制限時間内に、本戦参加枠が埋まらないという事態に。 席数に対し、参加者があまりにも多く、時間内に5連勝できた選手が枠に達しなかったのだ。 席数を他のリーグと調整するなどのその場に応じた臨機応変な運営がまるで出来ていないのがわかるし、まず第一に参加者数を甘く見すぎているように思える。 予選落選組がなだれ込む、ワンデイバトルも、待ち時間は異常で、優秀選手に贈られる「時空のゆがみ」を手にした選手の勝利数が5勝という、前代未聞さ。 (かなり混雑した昨年の夏道関東でさえ、たしか優秀選手の勝利数は12勝以上だったと記憶している) なんですかこれは? あの混雑の中で1戦するために何時間も並ぶ苦痛を考えると、5回も勝つ事の根性には脱帽するが、それ以上にイベント運営の酷さが目に付く。 当日参加型の大会で、他地域からの遠征も増加するのは頷ける。しかも、今まで開催されていた、中国四国や東北などの地域の大会がなくなった事も、来場者数増加の要因になっていると思う。 だか、そんなことは、過去の大会を見れば容易に予想できる点だ。 又、運営スタッフの質や能力も、自分は疑問視している。 この規模の大会では、ポケモンカードのルールを把握していないアルバイトスタッフなども動員されるのは仕方がないことだが、そういう末端のスタッフの扱い・情報の伝達があまりにもお粗末だ。 かつて、様々なイベントのスタッフを何度も経験している経験者であるから敢えて言わせてもらうが、チーフクラスのスタッフのスペックが低すぎるのだ。 こんな状態では、アクシデントが発生した際の、迅速な対応が出来ない。 そういう状況把握や危機管理なさが浮き彫りになっている運営体制に、不満を感じる者が現れるのは当然だ。 さて、話を戻そう。 今回の問題は、脅迫文の送り主及びその具体的な内容が不明である事から憶測になるが、イベント運営に対する不満が原因になっている可能性が高い。 もちろん、脅迫によるイベント中止要求など、以ての外だ。 威力業務妨害という立派な犯罪であり、今回の中止に伴う莫大な被害は大きい。 金銭的な面に限っても、公式サイドはもちろんのこと、遠方からの参加予定者が確保したホテルなどのキャンセルによる被害は、利用者・ホテル側の双方に発生する。 大会用のデッキなどへの投資資金の他、事前応募制であり、応募の際に参加者の顔写真の同封が求められる、ポケモンバトリオの公式トーナメント応募者も、タダではない写真の確保や応募資料の送付などで出費がある。 しかも、当選者への通知が届いた直後の中止だ。ショックの大きさは計り知れないだろう。 影響が大きいイベントだけに、これを中止するという決断は、勇気のいるものであると思う。 だが、昨今の凶悪な事件などを考慮すると、来場者の安全を第一に考えるのは主催者として当然であるし、一部で「この程度の脅迫でイベントを中止していれば、模倣犯が増える」と言われているが、万一の事態を未然に防ぐ為にも、自分はこの中止という決断は、現状において適切な判断であると思う。 楽しみにしていたイベントの中止は、参加予定者にとっては辛い。 公式サイドにとっては、現状は大変な状況であるといえるが、当日手に入るはずのプレゼントなどが、今後、手に入る機会を是非とも設けて欲しいと思う。 これは、プレゼントを手に入れられなくなった者に対する配慮というだけでなく、すでにイベントが開催され、オークションなどに出品されているプレゼントの価値暴騰を防ぐ為にも、必要な対応だと思っている。 ポケセンの地下で、すっかり葬式ムードになってしまった自分達3人。 気持ち的に落ち着いてきてはいても、やはり虚しさは拭い去れない。 それにしても、犯人は一体誰なんだろうか? 前記した通り、公式サイド・イベント運営に対する不満があるのは仕方がないし、公式サイドも反省すべき点ではある。 だが、だからといて、脅迫とはあまりにも卑劣な行為である。 最早犯罪行為であり、いたずらで済まされることではない。 警察が動いている以上、今は成り行きを見守るしかないが、万一、犯人が見付からない場合、春道はもちろんのこと、今後のポケモンカードだけでなく、ポケモン関連すべてのイベントの開催も危ぶまれる。 ポケモンというジャンル上、やはり子供のユーザーが多い。 子供は純粋である。 楽しみにしていたイベントが中止になったことを子供に告げる時、子供は「何で?」と問うだろう。 親はどう理由を説明すればいいのだろうか? 子供達の夢であるポケモンを犯罪によって汚して欲しくない。 一般ユーザーではあるが、ポケモン関連ファンサイトを運営している者として、それは切実なる願いである。 最後に、犯人よ! 不満があるのが原因であるとしても、多くのユーザー...特に子供達の楽しみを奪うのは辞めてくれ。 君が本当にポケモンカードを好きであるなら、素直に自首して欲しい。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : Comments・・・Posted by ポケ 2008/04/10(Thu) 19:15:31 EDIT 自分も今回の件については大変な衝撃を隠せませんでした。
ポケさんへPosted by LANGE 2008/04/10(Thu) 20:22:17 EDIT お久しぶりです。
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